プチコミックで連載中の漫画「ラブファントム」(みつきかこ先生)。
2020年10月号の最新話56話のネタバレです。
プチコミックで連載中の漫画「ラブファントム」(みつきかこ先生)。2020年9月号の55話のネタバレです。[sitecard subtitle=前話おさらい url=https://shirokamikyoudan.net/l[…]
ラブファントム最新話56話「薔薇」ネタバレ
庭に秋のバラが咲いているのでおすそ分けだと、マリエおばあちゃんから花びらと共に手紙が届きます。
マリエおばあちゃんは帰化している英国人だと百々子が教えてくれました。
おばあちゃんのところへ、今日行っちゃいましょうと突然の思い付きで、長谷と百々子はマリエの家に向かいます。
しかし長谷はにこやかな顔をしているものの、前情報が少ないと少し緊張気味です。
到着する車の中では、喫茶店をやっていることしか聞くことができず、百々子の姉に連絡をいれますが、おばあちゃんは魔女だと一言連絡が来たのみです。
長谷は迷うのはもう諦めることにしました。
この姉妹を育て上げた人を推し測るのは、無理だと思ったのです。
喫茶店に着くと、沢山の花と海が見えます。
マリエは、アポなしで来たにも関わらず来る頃だと思ったと二人を出迎えました。
長谷は会えて嬉しいと紳士的に挨拶をします。
突然来てしまったことを謝りますが、マリエは知っていたと答えます。
そして二人に、忙しくなると笑顔を向けました。
喫茶店は、あっという間にお客さんでいっぱいになります。
百々子と長谷は、エプロンをして店に出ました。
小さい時にお世話になった人達がやってきて、百々子が大人になっていることに驚きます。
長谷を見て、いい人なのかと聞かれた百々子は、大切な人だと笑顔で答えます。
長谷もマリエもその話が聞こえたのか、小さく微笑みます。
夜、疲れたのか百々子は長谷の膝の上で寝てしまいます。
マリエは、よく働いてくれたと二人にお礼を言いました。
長谷にとっては、百々子の成り立ちを知れた良い時間であったので楽しかったと思うのでした。
するとマリエは、突然英国後で話をはじめます。
どうやら長谷を試したようでした。
百々子が幼い頃を過ごしたここでなら、長谷のことも正しく知ることが出来ると思っていたマリエ。
マリエは二人のことを見てとても自然だったと安堵しました。
長谷は、大切な家族のことなのだから当然だと思います。
百々子とマリエは、血縁がありません。
運命のいたずらとも思えるような縁で家族になったのです。
多くは語らないマリエですが、百々子をよろしくと長谷に頭を下げるのでした。
長谷は目を覚ました百々子を連れて、庭を散歩しました。
自分が寝ている間、おばあちゃんと二人だった時間について百々子は心配している様子ですが、ゆっくり挨拶できたと長谷は答えます。
夢うつつに二人が話している声が聞こえて、幸せな時間を百々子も過ごしていたのです。
長谷は百々子を抱きしめます。
百々子は今の方が幸せだと長谷を抱きしめ返しました。
この優しい世界に続きを贈らせてほしいと幸せを噛み締め、二人は帰路につくのでした。
ラブファントム最新話感想
百々子の生い立ちを知ることができた長谷の幸せそうな表情が、とても印象的でした。
いつも以上に優しい顔をしていたと思います。
それにしてもマリエおばあちゃんは、本当に魔女だったのではとファンタジーの世界に引き込まれたような気持ちになりました(笑)
長谷然り、百々子の周りの人たちは百々子のことを、なんでもお見通しなんですね。